8. 転換(SE類)

koc1
今回は、述語の表現力を広げつつ、実用上は項の表現力を広げたいと思います!

sor3
回りくどいな

koc4
まあまあ。SE類(セるい)は述なれ語の頭について、PSをひっくり返します

se
述語として使える単語の頭につけて、その語のPSのx1とx2を入れ替える
te
述語として使える単語の頭につけて、その語のPSのx1とx3を入れ替える
ve
述語として使える単語の頭につけて、その語のPSのx1とx4を入れ替える
xe
述語として使える単語の頭につけて、その語のPSのx1とx5を入れ替える

sor5
ひっくり返す?

koc1
たとえばこんな感じ。

klama
x1 は x2(目標点)へ x3(起点)から x4 を経由して x5(手段)で行く/来る

sor3
あー…。あーー…。se はx1とx2を、te はx1とx3を、ve はx1とx4を、xe はx1とx5を確かにひっくり返してるね。

koc5
でしょ。この機能を転換と呼んだりします。SE類はほんとに転換するだけの単語で、それ以外には意味のない単語なんだよね。

sor1
存在意義あるの?

koc4
んー。たとえば、後ろの方の項だけを言いたいときとかは省エネできるよ。

sor5
ああー確かに。いや、でもなあ…

koc3
そう。述語の表現力としてはイマイチなのよ。
でも、x1と別のところを入れ替えれるってことは、冠詞と組み合わせれば、好きな位置を表す項を作れる ってことじゃない?

sor7
おおお!すごい!一気に項の表現力が広がった!

sor2
あ、「実用上は項の表現力を広げる」ってそういうことだったのね。

koc5
そゆこと。
よく分からなかったら「se, te, ve, xe を使うと、冠詞によってx2, x3, x4, x5が引き出せる」ってことだけ押さえていればいいよ。


○×問題

  1. se は x1 と x2 を入れ替える。
  2. xe は x1 と x4 を入れ替える。
  3. lo se citka ku は 「食べられるもの」という意味の項である。
  4. se, te, ve, xe は項になれる語句の直前につける。

-/-問正解!


今回出てきた単語